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2011年7月22日金曜日

☆ (熊蝉) くまぜみ   Cryptotympana fucialis


719日から20日にかけて、大型で速度の遅い台風6号は、急に直角に方向を変え近畿地方(特に和歌山県南)を襲った。台風が過ぎて、待っていたかのように、一斉に蝉が鳴き出した。今朝、自宅の玄関のブロック塀を見ると、くまぜみが殻から抜け出た直後の形で、空に舞い上がる時期を待っているところだった。急いで、カメラを構えて撮影した。2時間後に、またその場に戻ったが、もうそこには、いなかった。いまごろ、みんなに混じって、あと、7日間ほどの命を知ってか知らずか、大声で鳴いていることだろう。 熊蝉の名の由来は、体が大きく黒色であることから熊に例えたものだそうだ。


もともと関西のクマゼミは昔から、田園部ではアブラゼミと並んでたくさん生息していたが都市部ではあまり多くなかった。しかし、高度経済成長期あたりから都市部でも増加し始め、現在の大阪市内ではアブラゼミを凌駕するまでになっている。このような傾向は、セミの種類こそ異なるものの長野市 仙台市 山形市においても見られる。このような、さまざまな都市に見られるセミの栄枯盛衰現象の原因
地球温暖化によるものであるかどうかは、不明である。(Wikipedia


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