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2011年6月5日日曜日

☆ 中国厦門空港で見つけた一枚の絵画 One painting found in China Xiamen airport


「厦門」は、普通語では、「シャーメン」と発音するが、アモイといえば明代末から清代初期の英雄「鄭成功」が有名で、アモイから船で3分のところにあるコロンス島には、鄭成功像が建っている。 アモイには3000年前からミンナン族が住んでおり、ミンナン語を話す人も多く、ミンナン語だと「アモイ」と聞こえるため、この呼び名が生まれた。現在でも、福建省の誰もが愛する1600年代の英雄、「鄭成功」は、日本でも近松門左衛門の浄瑠璃 「国姓爺合戦」になっているほどである。鄭成功は、父、「芝龍」と長崎藩士の娘のマツの間に生まれたことは、有名で日本人にも愛される所以であろう。
清の力にアモイは危なくなり、「成功」は台湾に根拠地を移した。後に「成功」は2万5千の兵を数百の船にのせて台南に上陸し、1620年代から占拠していたオランダ人を9ヶ月で降伏させた。台湾の英雄として今も慕われている。
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年前、その厦門での仕事を終えて、台湾への帰途、厦門空港のショップで目が釘付けになった絵があった。
その絵に、我が娘が幼き頃の仕草を思い出してのことか、それがあまりにも可愛いので、つい買ってしまった。れっきとした油絵である。いまも、応接間に飾っている忘れることのできない絵の一つである。

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